Lets go to the Movie Theater4月号『晩春』『東京物語』

キネマ旬報シアター:小津安二郎監督・原節子特集

スクリーン3『晩春』(1949) 上映期間:4月2日(土)~4月8日(金)

スクリーン3『東京物語』(1953) 上映期間:4月9日(土)~4月22日(金)

 いよいよ桜の季節になりました。満開した桜が散りゆく様を見ると不思議と感傷的な気分になりますよね。

当劇場では、「小津安二郎監督・原節子特集」と題し、桜の季節にふさわしい情緒あふれる作品をご紹介します。まずは、『東京物語』。昨年9月に惜しくもこの世を去った「永遠の処女」と呼ばれた女優、原節子。そして、国際的に映画監督として映画史に名を残す巨匠、小津安二郎監督。日本映画の最高峰と言われる本作ですが、世界的にも有名で現在活躍する多くの監督に影響を与えました。2012年、世界の映画監督が選ぶ映画史上最高の映画ベストテン第1位の栄誉に輝いている作品です。「小津調」とよばれる独特な美しさが芸術作品として高く評価され、ニューヨーク近代美術館にフィルムが所蔵されました。

 尾道で暮らす周吉と妻とみは、東京に住む子供たちのもとを訪ねる。だが、子供たちは自分の暮らしで精一杯で、両親の面倒を満足にみることができない。そんな2人を戦死した次男の妻紀子が、東京の名所観光に連れて行く。周吉ととみは、紀子の心温まるもてなしに満足した様子で尾道へ帰っていった。そこに思いがけない知らせが舞い込んできて…。

 撮影時、周吉役を演じた笠智衆の年齢はなんと48歳。小津作品を通じて「日本の父親像」を確立しました。また晩年は、『男はつらいよ』の住職役で「御前様」としても有名。笠と原の息の合った演技が映画に叙情感を生み出しています。その2人の初共演作品が、『晩春』です。

 大学教授の周吉は早くに妻を亡くし、身の回りの世話を娘の紀子が一手に引き受けていた。紀子は27歳になり婚期を逃すのではないかと気がかりでならない。やがて紀子に縁談が持ちかけられ…。

 また、原が初めて母親役を演じた『秋日和』が4/16~22に上映。『東京物語』のリメイクである山田洋次監督『東京家族』(4/2~15)も合わせて上映します。 ここでは紀子役を蒼井優が演じます。原節子の紀子役との違いなど要必見。どうぞお見逃しなく!(出町光識)朝日まつど新聞2016年4月1日号



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コメント: 3
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