セルビアで上映される、新井貴淑監督 最新作『数量質』

『数量質』(2016)

監督・脚本・撮影・編集 :新井貴淑

主演:黒澤正和、高山範彦、出町光識、とみやまあゆみ

音楽:遠藤泰欧

クラリネット演奏:本田翔子

製作助手・助監督:吉田晶子、安部二葉、田中亮

 

 この作品は、新井貴淑監督の代表作になるだろう短編作品。前作『色性死』に続く、『数量質』を、新井監督自身が「短編三部作」の二部としている。物語は、野原に風の吹く中、1つのテーブルを3人の男が囲んでいる。男たちの前にある卓上に様々なモノが現れる。やがて、モノの数、量、質の変化により、男たちの本性が露呈されていくのだが…。

 新井監督の様式美のある設定と、サイレント映画を思わせるコミカルさ、また、唯一無二の台詞に新井監督の姿勢を深く感じられる作品。2016年に「日本セルビア映画祭」にてセルビア上映される。

 

新井貴淑(あらいたかとし)プロフィール

1985年埼玉県に生まれ

2004年『ポチの告白』出演

2005年『凪』監督・出演 第1回黒澤明記念ショートフィルムコンペティション(2004-2005立教大学奨励賞受賞)

2006年『妄』第3回黒澤明記念ショートフィルムコンペティション・ノミネート

2011年『19』東葛映画祭2011観客賞グランプリ

2016年『色性死』イメージフォーラムヤングパースペクティブ選出